ペットを失った時、胸に広がる深い喪失感。その切なる気持ちは、言葉では表し尽くせないほどのものです。私も昔、同じ痛みに悩まされました。
私の大切なペットは、私の心の支えであり、共に築いてきた思い出がたくさんありました。その思い出を永遠に刻むため、遺骨の保存方法について探りました。そしてたどり着いたのは、レジンで遺骨を保存する方法です。
あなたも同じような思いを抱え、この記事に辿り着いたのではないでしょうか?
- 大切なペットの遺骨を保存し、その思い出を形に残したい
- ずっと一緒にいる気持ちで悲しみを乗り越え、前向きに歩んでいきたい
- ペットへの感謝を伝えたい。
人によって遺骨を保存したい理由は変わってくると思います。しかし、あなたもペットを愛し、これからも忘れず一緒にいたいという思いがあるのでは?
私はレジンで保存して、いつも身につけることで、悲しみを乗り越えました。私と同じようなこのような思いを持った方の参考になれば幸いです。
- ペットの遺骨の保存法
- ペットの遺骨を自宅で保管することに問題はあるか
- ペットの遺骨をアクセサリーにするメリットと注意点
- 遺骨を保存するときに大切な考え方
ペットの遺骨の保存方法は?どうしたらいい?
あなたも経験があるかもしれません。ペットが天国へ旅立った後、その遺骨をどうしようか悩んだ瞬間。私も同じように感じました。手元に残しておきたいと思っても、具体的な保存方法がわからない。
埋葬するべきか、それとも散骨するべきか。
そして、もし埋葬するならどこが適しているのか、散骨する場所をどのように選べばいいのか…
そんな私と同じお悩みを持った方の参考になれるよう、この記事を書きました。
最初に、ペットの遺骨を手元に残すためのさまざまな方法をご紹介します。その後、それぞれの方法の特徴について解説していきますね。
- 遺骨を埋葬する
- 遺骨を散骨する
- 遺骨を使って記念品を作る
埋葬する
ペットの遺骨を埋葬するという方法があります。自宅の庭やプランターにそっと埋めることで、自分の近くにいつもいるという安心感が感じられます。
「でも、本当に勝手に埋めてもいいの?」
「どこに埋めたらいいのかな?」
これは多くの人が抱える疑問なのではないでしょうか?実際、私も自宅の庭に埋葬しても良いのかわからなくてたくさん調べました。
ペットを埋葬してはいけない場所
結論としては、埋葬するのはあなたの自由です。ただし、埋める場所は選ばなければなりません。
- 公園や河川敷等、公共の場所
- マンションやアパートの土地
もしこのような場所に埋葬してしまうと、廃棄物処理法「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に触れる可能性があります。
ペットを大切に飼っているいる身からすると、「廃棄物じゃないし!」と思うかもしれません。しかし、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の中ではこのように記載されています。
この法律において「廃棄物」とは、ごみ、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体その他の汚物又は不要物であつて、固形状又は液状のもの(放射性物質及びこれによつて汚染された物を除く。)をいう。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律
つまり、ペットの死体は廃棄物として扱われるということです。
自分がどう思うかには関係なく、法律でしっかりと明記されているので、残念ですがここは守るしかありません…。
ペットを埋葬しても良い場所・埋め方
もし、埋葬をしたいという方は自分のお家の庭に埋めるようにしましょう。自分のお家の庭であればこのような法律に触れることなく、安心して埋葬できますね。
埋葬する際には、他の動物が掘り起こしたり、ペットの腐敗臭がしないよう、ペットの体がすっぽりとおさまる深さよりも少し余裕を持たせて、深めに穴を掘っておくようにしましょう。
もし異臭を放ってしまったり、周りへ感染症などの被害が発生してしまった場合に、損害賠償が発生する可能性があります。注意しましょう。
散骨する
ペットが亡くなった後に散骨をする方法があります。散骨はその名の通り、遺骨を粉状にして、庭や海に撒くというものです。
私もなんとなくは散骨がどのようなものなのかは知っていましたが、こんなことを思いました。
「散骨って手元に何も残らないから寂しく感じそう…」
確かに、散骨をして手元に何も残らないのは寂しいと感じる人は多いと思います。しかし、散骨にはこんなメリットがあります。
散骨のメリット
- キーホルダー等に加工して残す
- お墓の管理・維持費がかからない
- 骨壺を置くスペースを取らなくても良い
粉状にした遺骨を使ってアクセサリーを作ったり、キーホルダーにしたりしておいて、残りは散骨をするという方法は特におすすめです。
私は、粉状にした大切なペットの遺骨を使ってアクセサリーを作りました。シンプルでおしゃれなものに仕上がったので、どこへ行くにも身につけています。いつも一緒にいられる感じがしてすごくお気に入りなんです。
散骨のデメリット
しかし、もちろんデメリットもあります。散骨の前に骨を取り分けておかないと、何も残りません。何も残らない方が気持ちを前向きに持てるという方はいいかもしれませんが、そうでない方は散骨をするのはおすすめできないでしょう。
遺骨を使って記念品を作る
遺骨を使って記念品を作るのもおすすめです。遺骨を加工してアクセサリーやキーホルダーにすることで、身につけられる安心感を感じられます。
火葬後に遺骨のまま残しておくとしても、粉状にして散骨をしようかと考えているとしても、記念品を作ることができるので、何か形に残せるものが欲しいという方はぜひ試してみてください。
私はペットの遺骨をアクセサリーにしてとても満足しているので、考えてみてはいかがでしょうか?
ペットの遺骨を自宅で保管するのは問題ない?
ペットの遺骨は自宅で保管しても問題ありません。
・しっかり成仏してくれるか心配…
・しっかりとしたお墓を作ってあげるお金がない…
・法律的に何か問題はないのかな?
そんな心配をしている方も安心してくださいね。
ペットの遺骨にはカビが生える可能性がある
ペットの遺骨を自宅で保管するときに、気をつけないとカビが発生してしまうかもしれません。
- 通気性が悪く湿気ている
- 完全に密閉されていない
カビを発生させないためにはこの反対のことをするようにしましょう。通気性をよくしてカビが生える環境を作らないようにしてくださいね。
もしカビが生えてしまうと、自力で対処ができる場合とそうでない場合があります。面倒な手間やお金がかからないようにも、適切に保管して大切なペットの遺骨にカビが生えないように注意しましょう。
「遺骨を拭いたらカビも取れると思うけど自力で対処できないことあるの?」
そう思う方もいるかもしれません。しかし、火葬後の骨は崩れやすいんです。つまり、カビを取ろうとしてごしごしと拭くと崩れてしまう可能性があります。
そのため、もしカビが生えてしまったら業者に依頼するようにしましょう。
ホームページを見てもなかなか情報が記載されていなかったりもするので、直接問い合わせるようにしてくださいね。
ペットの遺骨はアクセサリーにするのがおすすめ!
ペットの遺骨をどうするのか迷っている方も多いのではないでしょうか?これまでに何度か書いたように、私はアクセサリーに加工するのがおすすめです。
もちろん、ペットの遺骨をアクセサリーにすることに対して、このように思う人もいるのではないでしょうか?
- アクセサリーにしてもいいの?
- 周りの人に変に見られそう…
- なんとなくあまりよくないイメージがある…
私も最初は、家族に「ペットの遺骨を身につけるのはやめといたほうがいいんじゃない?」といわれてきました。
そんな方も、一度遺骨をアクセサリーにするメリットデメリットを比較してみてください。あなたも「アクセサリーにしてもいいかも。」そう思うと思います。
アクセサリーにするメリット
ペットの遺骨をアクセサリーにするメリットにはこのようなものがあります。
- 肌身離さず身につけられてずっと一緒にいると感じられる
- シンプルでおしゃれなデザインがある
- 透明感が美しい
- 大切なペットへの愛情・感謝を表現できる
大切なペットと常に一緒にいられる安心感がある。
そう思うと、ペットへの愛情が込められていると思いませんか?
家族や友人がなんとなく否定してくるかもしれません。否定してくる気持ちはわからないことはありませんが、特に根拠はないのではないでしょうか?
大事なのはあなた気持ちです。
- ペットへの感謝を伝えたい。
- 愛情を込めたアクセサリーでずっと一緒にいる感覚になれる。
私は大切なペットの遺骨をアクセサリーにしてとても満足しています!あなたがしたいと思ったことは周りを気にせずやってみるといいですよ。
アクセサリーにするデメリット
ペットの遺骨をアクセサリーにすることにはデメリットもあります。
- アクセサリーの作成費用が掛かる
- 人によっては持っていることで悲しみが強くなる
- 周りの人に否定される可能性がある
このようなデメリットが考えられます。しかし、重要なことはあなたがどう思うかです。
他の人がどう思うかで、あなたのペットへの気持ちが変わることはないですよね。それに、ペットの遺骨を使うといっても、外見ではわからないということも結構あります。
アクセサリーの作成費用に関しても、大切なペットの最後と考えるとあまり高くは感じないのでしょうか?
ペットの遺骨を保存するときの大事な考え方
ペットの遺骨を保存するときに、周りの身近な人がどう思うかを気にしたり、さまざまな意見をもらったりすると思います。
しかし、何よりも大切なのは、あなたがどんな風にペットと向き合い、共にいたいと願うかです。
- ペットとの思い出を胸に刻みたい。
- 愛情と感謝を形に残したい。
- 遺骨を通じて前向きに生きていきたい。
これはあなた自身の心が叫ぶ声です。他人の意見に振り回されず、ペットとの絆を大切にすることが何よりも重要ですよ。
ペットの遺骨をアクセサリーにする際の注意点
ペットの遺骨をアクセサリーにするには注意しないといけないことがあります。遺骨をアクセサリー用に取り分けておくことです。
納骨を行う前に、アクセサリーにするための遺骨を丁寧に取り分けましょう。もしも後からアクセサリーにすることを考えてしまった場合、業者に連絡しなければならなくなり、余分な費用と時間がかかってしまうかもしれません。
先にアクセサリーにするかどうかを決め、心を込めて取り分けておくことで、ペットとの絆を美しいアクセサリーに込めることができます。大切な思い出を身につけ、ペットとの絆を心に刻んでいきましょう。
ペットの葬儀方法には合同葬儀と個別葬儀がありますが、合同葬儀の場合は遺骨を取りだせません。アクセサリーにしたい時は個別葬儀にしましょう。