レジンの硬化時間はどれくらい?硬化に時間がかかる理由と固まらない時の対処法解説記事のサムネイル

レジンアートを作り上げる喜びは、その美しさや輝きを想像するだけで心が躍ります。あなたもそんな想像をしてレジンで作品を作ろうと思ったのではないでしょうか?

しかし、実際に挑戦してみると
「なかなか固まらない…。」
「どうして固まってくれないんだろう…。」

そんな疑問が出てきます。私も初めてレジンを使ったときは同じような悩みを持ちました。せっかく頑張ったのにうまくできないという焦りや不安を感じていたのです。

この記事では、私と同じような疑問や不安を持つ人の参考になればと思いますので、ぜひみていってください。

あやぽん

     

30代のweb系OL、ペット(フェレット)を10年飼っていて最近お迎えが来てしまい落ち込み気味。。。そのことをキッカケに愛するペットの形見を残したいと思い、調べるうちにレジンアクセサリーにたどり着き、ハッピーレジンで形見アクセサリーを注文。ハッピーレジンの職人さんの対応や志に感動をして「レジンという形で思い出を残せる」発信をブログで始めることにしました。

レジンはどうやって硬化させたらいいの?

レジンの硬化方法は使用するレジンの種類によって変わってきます。UVレジン、LEDレジンは100均などで購入できるものを使用して硬化させる必要がありますが、エポキシレジンは道具は必要ありません。

UVレジン・LEDレジンを硬化させる方法

UVレジン・LEDレジンを硬化させるためには、UVライトやLEDライトが必要です。

UVレジンの場合は紫外線に当たると固まるものなので、UVライトがない場合は日光でも固めることができます。しかし、どうしても固めるのに時間がかかってしまうので、UVライトを用意するのがおすすめです。

あやぽん
あやぽん

UVライトは100均でも購入できるので、UVレジンを購入する際にまとめて購入しておくのが良いですよ。

LEDライトの場合、LEDライトを使用して硬化させますので、用意するライトが少し変わってきます。

最近はどちらのライトでも硬化できるレジン液が売っていますので、それを購入するのも良いでしょう。

Tips

UV・LEDレジンはライトを使用するため、ライトの光が届かないところは固めることができません。注意しましょう。

エポキシレジンを硬化させる方法

エポキシレジンは、化学反応によって硬化させることができます。UVレジンやLEDレジンと違って、主剤と硬化剤の2種類を混ぜることで硬化するというのが特徴です。

うまく硬化させるためには主剤と硬化剤の割合を細かく調整する必要がありますので、どうしてもUVレジンやLEDレジンと比べて手間がかかってしまいます。

あやぽん
あやぽん

エポキシレジンは化学反応で固めるので、分厚いものでもしっかりと固めることができるのが特徴です。

レジンの種類別!硬化時間はどれくらい?

レジンの硬化にどれくらい時間がかかるんだろう…
そんな疑問を持つ方も多いですよね。硬化にかかる時間はレジン液の種類によって異なります。それぞれ説明していきますね。

UVレジン・LEDレジンの硬化時間

UVレジンの硬化時間はUVライトに含まれている紫外線の量によって異なります。9ワットのライトであれば5分、36ワットのライトであれば約2分ほどで固まると思っておくと良いでしょう。

LEDレジンの硬化時間は大体1分~2分ほど。UVレジンよりも少し早く固まります。ただし、固まるときに発生する熱が高いため、レジンで作成したものが反ってしまう可能性があるので注意してください。

エポキシレジンの硬化時間

エポキシレジンは大体1日から3日ほどで硬化します。1日と3日で結構差があると思われた方も多いかもしれませんが、それはエポキシレジンで作る作品によって異なります。

エポキシレジンで作っている作品が大きいほど早く固まります。
「え?大きいのに早く固まるの?」
「逆じゃない?」

あやぽん
あやぽん

そんな疑問があるかもしれませんが本当なんです。大きいほど早く固まり、小さい方が固まるのに時間がかかるんです。

これはエポキシレジンの固まり方が影響しています。エポキシレジンは主剤と硬化剤の化学反応で硬化しますが、作品が大きいほどいろんな場所で化学反応が起こります。しかし、小さいとあまり化学反応が起きないので、硬化するのに時間がかかってしまうのです。

エポキシレジン(樹脂)の硬化に時間がかかるのはなぜ?

エポキシレジンの硬化はUVレジンやLEDレジンと比べて時間がかかってしまいます。その理由には、作品の大きさ、形、温度の3つが関係しています。

あやぽん
あやぽん

作品の大きさについては先ほど解説しているので飛ばして、形について説明していきますね。

作品の形状が薄型のものの場合、大きさの説明でもあったように化学反応が起きる量が減ってしまうので、固まるのに時間がかかってしまいます。

また、冬など、温度が低い状態ですと、エポキシレジンが固まりにくくなってしまうので、少し温めてあげるようにすると早く硬化させることができるでしょう。

レジンがなかなか固まらないときに確認したいこと

レジンがなかなか固まらないことにはいくつかの原因があります、これから紹介することに自分が当てはまっていないかを確認してみてください。

これからレジンでなにか作ろうと思っている方にも参考になると思います。

レジンの品質が悪くないか

レジンの品質が悪いことでうまく固まらない場合があります。どんなレジンが品質がいいのか判断が難しいと思いますが、レジンの品質は大体値段に比例するようです。

Point

特に100均などの安いレジンの場合は硬化がうまくいかない場合があります。

使用するライトが適切か

UVレジンやLEDレジンの場合は適切なライトを使用して硬化させる必要があります。UVレジンを使用している場合はUVライトを使用しているか?LEDレジンの場合はLEDライトを使用しているか?ということを確認してみてください。

着色しすぎていないか

UVレジンやLEDレジンの場合、ライトを当ててレジンを硬化させます。そのため、しっかりとライトがレジンにあたらないと硬化させることができません。

あやぽん
あやぽん

着色が濃い場合、光を通さなくなってしまうので、うまく硬化できなかった可能性が考えられます。

封入パーツが多すぎないか

UVレジンやLEDレジンはライトを当てて固めるため、封入されているパーツが多く、ライトの光を邪魔して硬化させることができていない可能性が考えられます。

レジンのべたつきが気になるときの対処法

せっかく作ったレジン作品の表面がべたついてしまうと悲しいですよね。そこで、べたついてしまった時の対処法をご紹介します。

トップコートやレジンを薄く塗る

べたべたしている表面に薄くレジンを塗ったり、トップコートを塗ったりすることで表面を均一にし、べたつきを抑えることができます。トップコートはツヤもあたえてくれるのでおすすめです。

除光液やエタノールで拭きとる

レジンの表面がべたついてしまった時には除光液やエタノールでふき取るという方法もあります。ただし、除光液を使用する際は注意が必要です。

除光液にはアセトンタイプとノンアセトンタイプの2種類があります。アセトンタイプのものを使用すると表面が溶けてしまう可能性があるので気を付けてくださいね。

レジンの効果に関するよくある質問

UVレジンはライトを当てすぎても問題ない?

UVレジンにライトを当てすぎると劣化して黄変してしまう可能性があります。レジンは透明できれいなところが特徴なので、黄変してしまわないようにUVライトの当てすぎには注意しましょう。

エポキシレジンはドライヤーでも固まる?

エポキシレジンはドライヤーを使用しなくても固まります。しかし、ドライヤーを使用することで少し早めに硬化させることができます。温めることでエポキシレジンが固まるための化学反応が促進されるため、早く硬化していくというわけです。

UVレジンは太陽でも硬化する?

UVレジンは太陽光でも硬化させることができます。しかし、UVライトを使用するよりも時間がかかってしまいます。曇りなどの太陽が出ていない日の場合は硬化にかかる時間がより長くなってしまいます。