時が流れ、愛犬がこの世を去る瞬間は、私たちにとって忘れられない悲しいお別れとなります。愛しい存在との別れに心を悩ませる中、何か大切なものを形にして残したい。
そう思ったのではないでしょうか?
そして考えたのが愛犬の「毛」。
毛といっても、それは絆や思い出、愛情が宿った存在です。
- でも、どうやって残したらいいかわからない…
- どんな保存方法があるの?
おすすめは? - 何か注意しないといけないといけないことはあるのかな?
そんな不安と疑問を抱えると思います。私が形見を残す際にも、同じようなことを考えたくさん調べました。
その経験を役立てたい。少しでも参考にしてほしい。そんな思いからこの記事を書きました。
- 亡くなった犬の毛は持っていても問題はないのか
- 犬が亡くなったときに毛を保存す方法は何があるのか
- 犬の毛を保管する時の注意点
- 犬の毛以外に形見になるもの
亡くなった犬の毛は持っていても問題はない?
亡くなった犬の毛を持っておきたいけどいいのかな?そんな疑問を持つ人もいると思います。結論としては、問題ありません。
あなたが形見として取っておきたいと思うのなら取っておくと良いでしょう。「体の一部を持っておくのってなんだか問題がありそう…」漠然とそんなイメージがありますよね。
でも、気にしなくても大丈夫です。もし、あなたが周りの人に止められたとしても、大事なのはあなたの気持ちですよ。
私は、レジンで遺骨のアクセサリーを作ったことがあります。いろんな人になんか良くなさそうという券をもらいましたが、作ってとても満足しています。
犬が亡くなったときに毛を保存するにはどうしたらいい?
愛犬が亡くなったから形見として毛を残しておきたい…
そう考えている人は多いと思います。愛犬が天に召されたとき、その毛を保存することは、特別な思い出を永遠に残す素敵な方法ですよね。
- 箱で保管する
- 犬の毛を使ったアクセサリーにする
- そのほかの保存方法
毛を保存するにはこのような方法があります。それぞれ詳しく解説していきますね。
箱で保管する
飼い犬が亡くなったときに毛を保存する一般的な方法の一つは、箱に保管することです。適切な大きさで、通気性のいい箱に入れて保管するようにしましょう。
特に、桐の箱があれば保管するのにぴったりですね。桐は防虫効果もあって、虫やカビの発生を抑えることができますよ。
通気性が悪く、湿気ていると毛が劣化しやすくなってしまいます。
箱に保存する場合、毛だけを保存しようと思ったら風で飛んでしまいやすいですよね。そんな時は、ジップロックのような密閉できる袋に入れてから箱に入れておくと良いでしょう。
袋で密閉した上で、透明な入れ物にすると、置いておいた状態でも見て楽めますよ。
犬の毛を使ったアクセサリーにする
犬の毛を使ってアクセサリーにすることでも保存できます。特に、レジンでアクセサリーを作るやり方がおすすめです。レジンなら透明で、愛犬の存在を感じやすく、きれいに保存できるのが特徴。
- 身につけたり、持ち運びができる
- 愛犬の思い出を形にして残すことができる
- 愛犬の存在を近くに感じられる
通常、毛が劣化しないために、通気性の良い状態で保存したり、虫やカビの発生に気をつけなければなりません。でも、その心配がなくなるんです。
レジンで密閉されていてしかもきれい。私はこの方法が一番おすすめな方法だと思っています。
そのほかの保存方法
その他にも、犬の毛を使った手作りのクラフトやアートに活用する方法もあります。毛を組み合わせて絵を描いたり、記念品を作ったりすることで、愛犬への感謝の気持ちを表現できます。
そのほかの方法と比べて手間がかかりますが、その分思い入れが強くなりますし、思い出に残る良い方法なのではないでしょうか?
犬の毛を保管する時の注意点
愛犬が亡くなったときに毛を補完するときは、注意しなければならない点があります。以下のようなことです。
- 紫外線から守る
- 湿気から守る
紫外線から守る
亡くなった愛犬の毛を保存したい時には、紫外線に注意しなければなりません。直射日光などの強い紫外線に当たってしまうと、色が褪せてしまい、きれいに保存することができなくなってしまいます。
せっかく毛を保存するならきれいに保存したいですよね。色あせてしまうと、思い出まで色あせてしまう感覚になってしまいます…。そうならないためにも、紫外線に注意して保管するようにしましょう。
湿気から守る
犬の毛を保管するときに気をつけたいことに湿気があります。湿気が原因でカビが生えやすくなってしまう。それはよく聞いたことがあると思いますが、犬の毛を保管するときも同じです。
湿気を防ぐために乾燥材を入れたり、和紙で毛を包んだりしてしっかりと保管するようにしてくださいね。
犬の毛以外に形見になるものは?
最愛のパートナーである愛犬の形見は何も毛だけではありません。そのほかにも、このようなものも形見として残しておくことができます。
- 火葬後の遺骨
- 首輪などの愛犬の愛用品
- 愛犬のひげや爪
- 肉球の型(足跡)
それぞれもう少しどのようなものか解説していきますね。
火葬後の遺骨
愛犬の形見として残しておくものとして、遺骨があります。火葬をした後、遺骨を返してもらうのは想像がつきますよね。返してもらったお骨を納骨をする前に、一部を取り分けておいて、アクセサリーに加工したり、キーホルダーにしたりすることができます。
アクセサリーにすると持ち歩けてどこへ行くにも一緒です。とても気に入っているので、自信をもっておすすめできるものですよ。
ただ、遺骨でアクセサリーなどの加工品を作る際に、注意してほしい点があります。それは、個別葬と呼ばれる火葬をすることです。
火葬には、個別葬と合同葬の2種類がありますが、合同葬の場合は遺骨を返してもらうことができません。
遺骨を加工して形見を作るときは個別葬を行うようにしましょう。
火葬についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
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首輪などの愛犬の愛用品
愛犬の首輪やフードボウルなど、よく使っていたものを形見として残しておくのもおすすめの方法です。
「いつもこのリードを使ってお散歩したよね。」
「公園でこのボールを投げて一緒に遊んだのが楽しかったなあ。」
そんな思い出に浸りやすいのが愛用品を形見として残しておくことの特徴。ものによっては保管するために場所を取ってしまうものもあります。
少し場所をとることを考えても、愛用品を形見として残しておくことは十分価値があるのではないでしょうか?
首輪なんかはストラップにして日常から使いやすいものにするのもいいですね。
愛犬のひげや爪
愛犬のひげや爪も形見として残しておくことができます。特に、ひげは特徴が出やすいものです。
少し毛が長め。曲がり具合が強い。顔のこんなところに生えてたなあ。
ひげを見ることで、そんな楽しみ方ができるかもしれません。
肉球の型(足跡)
愛犬の肉球の型も良い形見になります。あなたもよく見かけているのではないでしょうか?
愛犬の肉球の型(足跡)をインクで紙に残したり、紙粘土で立体的に残したりすることができます。やり方もとっても簡単なので、気になる方はこちらの記事も参考にしてみてください。
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ペットの毛を保管するならレジン加工がおすすめ
大切なパートナーである愛犬の毛を保管・保存するための方法と注意点をいくつか紹介してきました。いかがでしたでしょうか?
何度かこの記事の中でも出てきましたが、レジンで保存すると、毛を直接見ることができるので、おすすめです。
・透明感があって美しい。
・そのうえ保存もアレンジもしやすい。
レジンはハンドメイド作品の中でもよく使われているので、あなたもきれいだなと感じたことはあるのではないでしょうか?作品ではないですが、身近なものでいうと、ジェルネイルもレジンなんですよ。
私はhappyresinでレジンの遺骨アクセサリーを作りました。丁寧に私の気持ちに寄り添って作ってくれたのでとても満足しています。