鳥の羽根の保存方法解説記事サムネイル

突然の出会いや大切なペットから授かった、美しい羽根。その繊細で儚い存在は、私たちに癒しを与えてくれます。ただの羽根ではなく、大切な記憶や絆が込められた宝物。

「保存したいけどどんな保存方法があるのかわからない…」
「何か保存するときに気をつけたいことはあるのかな?」

そんな疑問を持つ方も多いでしょう。私も、同じような疑問を抱きました。そして、ある結論に行きつきます。レジンで保存するのがいいというものです。

この記事は、私がいろいろ調べたり経験したことから、私と同じような方の役に立ちたいと思い書いたものです。少しでも参考になれば幸いです。

この記事で分かること

  1. 鳥の羽根を集める場所
  2. 鳥の羽根の洗い方
  3. 鳥の羽を保存する5つの方法と私のおすすめの方法
  4. 鳥の羽根を保存するときの2つの注意点

あやぽん

     

30代のweb系OL、ペット(フェレット)を10年飼っていて最近お迎えが来てしまい落ち込み気味。。。そのことをキッカケに愛するペットの形見を残したいと思い、調べるうちにレジンアクセサリーにたどり着き、ハッピーレジンで形見アクセサリーを注文。ハッピーレジンの職人さんの対応や志に感動をして「レジンという形で思い出を残せる」発信をブログで始めることにしました。

鳥の羽根を保存するためにはどこからとったらいい?

「愛鳥の羽根を保存したい!」
「でも、どうやって集めよう…」

そんな疑問を持つ方も多いと思います。形見として残しておきたいという人や、単純にきれいだから保存したいという人もいますよね。

大きく、鳥の羽根を保存するためにはこのようなやり方で羽根を取ってくる必要があります。

  1. 火葬前にカットする
  2. 普段から抜けた羽根を保存しておく
  3. リストリストリスト

火葬前にカットする

火葬する前に羽根をカットして残しておくという方法があります。しかし、これは私もそうですが、亡くなった遺体に手を加えるのは気が引けますよね。その場合は、普段から抜けた羽根を保存しておくようにしなければなりません。

普段から抜けた羽根を保存しておく

ペットとして鳥を飼っている方はよくわかると思いますが、羽根が抜けていることがありますよね。その抜けた羽根を少しずつ集めておくようにするのが一番おすすめの方法です。

抜けた羽根をそのまま保存しておくと、汚れている可能性もあるので、しっかりと洗ってから保存するようにしましょう。

あやぽん
あやぽん

1本でも十分きれいですが、いくつかあると、組み合わせたりいろんな保存方法をしたりと、便利なので残しておくといいですよ。

鳥の羽根の洗い方

鳥の羽根を保存する際には、しっかりと洗っておくようにしましょう。せっかく何か作品にしたり形見として残しておくのであれば、きれいな状態にしたいものですよね。

がんばって作ったのに完成品に「少し砂利や虫が混ざってる」とか思いたくないですよね…。

そこで、まずは洗ってきれいにする方法を紹介します。

Step1. 中性洗剤で洗う

まず最初に、中性洗剤を使って羽根をやさしく洗いましょう。羽根はふわふわ感が大事ですよね。そのため、アルカリ性の洗剤は使わないようにしましょう。

中性洗剤は酸性洗剤やアルカリ洗剤ほど洗浄力がありません。ですが、それが大事なんです。洗浄力が強すぎると素材、ここでいう羽根を傷めてしまう可能性があります。

せっかくきれいにしたくて洗っているのにそのせいできれいじゃなくなったら悲しいですよね。洗剤がどのようなものかしっかり確認して洗うようにしましょう。

洗い方

ぬるま湯に洗剤を少し入れ、羽根の軸になっているところをもって軽く振るようにして洗いましょう。

ある程度洗い終わったら、羽根をきれいな水ですすいでください。

Step2. キッチンペーパーなどで軽く水気をふき取る

羽根をしっかりと洗った後は、キッチンペーパーなどで軽く水気をふき取るようにしましょう。この時、優しくふき取ることがポイントです。

「ふき取る」というより、羽根をキッチンペーパーでやさしく挟んで水気をとる方がイメージしやすいかもしれません。

Step3. 日光のあたるところで乾燥させる

ある程度水気をとることができたら、しっかりと乾燥させます。この時、羽根がくしゃくしゃになってしまっているかもしれませんが、その時は、軽く指で形を整えてあげてください。

あやぽん
あやぽん

乾かすとき、外に置かないようにしてください。もしかすると、乾いてくると飛んで行ってしまう可能性があります。

鳥の羽を保存する5つの方法

大切に飼っていた愛鳥の羽根。なかなか捨てられなくてなんとなく取っておいている方は多いと思います。そんな方におすすめの保存方法を5つご紹介します。

  1. レジンで加工して保存する
  2. そのままの状態で保存する
  3. 袋に入れて保存する
  4. ハーバリウムを作って保存する

レジンで加工して保存する

大切な愛鳥の羽根をレジンで保存する方法があります。レジンで保存することのメリットはこのようなものがあります。

  • 長期間きれいな状態で保存できる
  • 軽くて割れにくい
  • 飾ったり身に着けたりできる

レジンで保存することで、しっかりと密閉された状態になります。そうなると、普通に保存するよりも長期間きれいな状態を楽しむことができます。

また、愛鳥の羽根を使ったアクセサリーを作ったり、オブジェを作ったりすることができます。アクセサリーであれば常に身に着けてお出かけができますし、オブジェにするとそれだけでお部屋を彩ることができるでしょう。

あやぽん
あやぽん

私は、羽根ではないですが、ペットの形見をレジンアクセサリーにしました。いつも一緒にいられる気がしてとても気に入っています。

そのままの状態で保存する

きれいに洗った状態の羽根をあなたの目につく場所や家具の上にそのまま置いて保存する方法もあります。この方法は手間も費用も全く掛かりません。ただ置いているだけですから。

きれいな羽根はこれだけでも全然、様になります。でも、これに一工夫。羽根を立てかけた形で飾るのがおすすめです。ただ、立てかけるスタンドのようなものはなかなかありません。

そこで、軽くDIYをします。羽ペンをイメージしてみてください。ペンの部分を土台にさして立てかけていますよね。

あなたはどんなものにさして飾りたいですか?

とっても小さな花瓶に先っちょだけ入れて飾ってもいいですし、サイコロ状の木材に少し穴を開けて立てかけるのもいいですよね。

あやぽん
あやぽん

あなたのアイデア次第で、もっとおしゃれにかわいく飾ることができますよ。

袋に入れて保存する

愛鳥の羽根を袋に入れて保存するのもあまり手間がかからなくていいですよ。透明な袋に羽根を入れて、そのまま保管するだけです。ただ、この時、しっかりと密閉できるものを選んでください。

湿気があると劣化してしまいますし、虫が入ってくる可能性もあります。そんなのは嫌ですよね。また、直射日光にも注意して保存するようにしましょう。

ハーバリウムを作って保存する

鳥の羽根を保存したいと思った時、ハーバリウムの中に入れて保存するという方法もあります。ハーバリウムとは、ガラスなどのボトルの中にお花やオイルを入れて保存するものです。

オイルは透明で、羽根の美しさをそのまま見ることができますよ。いろいろと準備をしなければいけませんが、準備するものはすべて百均でそろえることができます。

  • 蓋が閉まる小瓶
  • ハーバリウム専用オイル
  • 鳥の羽根
  • 翅と一緒に封入する花や植物

最低限、これらがあれば作ることができます。作るのも楽しいですし、飾ってもかわいい。飾るときはレジンもいいですが、こちらの方が重みも出てしっかりとしたものに見えるかもしれません。

どちらがいいかは手間や費用、どちらの見た目が好きかなどを考えて選ぶと良いですよ。

あやぽん
あやぽん

私だったら、プロに頼むレジンの方が良いと思っています。ガラスとかだと何か壊してしまう気がしますし、費用が多少かかっても形見をきれいにのしたいですから。

鳥の羽根を保存するときの2つの注意点

鳥の羽根を保存するときにはこのような点に注意してください。

  1. 防虫剤を使う
  2. 密封する

防虫剤を使う

鳥の羽根を保存するときは、防虫剤を使用するか、虫が入り込む余地をなくしておくようにしましょう。

羽根がきれいでも、虫が発生してしまうと少し嫌な気持ちになってしまいますよね。それが形見で大切にしているものであればなおさらです。

そうなってしまわないようにしっかりと虫対策をしておくようにしましょう。ただし、直接防虫剤が羽根につかないようにしてください。

密封する

防虫にも関係ありますが、鳥の羽根を保存するときはしっかりと密閉することが大切です。密閉されていないと、湿気によってカビが生えやすくなってしまいますし、劣化もしやすくなってしまいます。

そのため、乾燥材を入れて湿気が溜まるような状況を作らないようにするようにしましょう。

鳥の羽根はレジンで作るアクセサリーがおすすめ

鳥の羽根の洗い方から保存方法まで、いくつか紹介してきました。その中でも私のおすすめの方法はレジンで保存することです。特に、アクセサリーにすること。

ただ置物にするのであればハーバリウムにするのも十分きれいだと思います。でも、せっかくきれいなものがあるんです。普段から身に着けられるおしゃれで美しい自分だけのアクセサリー。良いと思いませんか?

しかも、愛鳥への愛情も表現できる。実際に、形見としてペットの体の一部を使ったレジンのアクセサリーを作りましたが、とても満足しています。