家に帰ったらいつも出迎えてくれる。休日は一緒に外で遊ぶ。それが私の生活の一部でした。しかし、その生活ももう終わり。
大切なペットは天国へ旅立ってしまいました。悲しい現実。受け止めようと思っても受け止めきれません。しかし、前へ進まないといけないのも事実。
そんな時、形見を何とかして残せないかな?と思い、いろいろ調べました。そこでとても良いものを見つけました。それは形見でキーホルダーを作るというものです。
キーホルダーならカバンやスマホ、鍵など、いろんなものにつけられ、いつも身近に感じられるので、すごくおすすめです。
私も、作る前は「どうなんだろう…」と思っていました。でも作ってみて、とても良かったので、私と同じようにペットの形見をキーホルダーにして残したいと思っている方の参考になればと思い、この記事を書きました。
- ペットの形見をキーホルダーにして残すメリット
- ペットの形見として残しておけるものにはどんなものがある?
- ペットの形見を持ち歩くのは良くない?
ペットの形見はキーホルダーで残そう
ペットの形見をキーホルダーで残すことで前向きに過ごしたり、常に身近に感じられたりするといったメリットがあります。
- 捨てたり火葬したりしたら何も残らない
- カバンなどの持ち物につけやすい
- キーホルダーにすると常に一緒にいられる
ここではもう少し詳しく、形見をキーホルダーにすることにどんなメリットがあるのか、形見を残さないとどうなるのかについてみていきますね。
捨てたり火葬したりしたら何も残らない
ペットの形見になるものを捨ててしまったり、燃やしてしまうと、形見がなくなってしまいます。残るのは灰だけです。
「当たり前じゃん」そう思う方も多いでしょう。もちろん、思い出という記憶は残ります。でも、今まで使ってきたものや大切なペットの存在の証拠がすべてなくなって思い出も一緒に消えてしまうみたいで悲しくないですか?
私はとても悲しかったです。思い出が一緒に消えてしまう感覚から、掃除をしたくないと思っていました。こう思うのは私だけではないのでしょうか?
家族や友達と旅行に行ったら写真を撮る。
恋人と何かおそろいのものを作る・購入する。
これも思い出を形にしていることといえるのでは?ペットとの思い出も、形にして残しておくのがおすすめですよ。
カバンなどの持ち物につけやすい
ペットの形見をキーホルダーで残すことはカバンなどにつけて持ち歩きやすいというメリットがあります。
キーホルダーの場合、お気に入りのカバンにつけたり、仕事用のカバンにつけたり、はたまたメイクポーチにつけたりと、なんにでもつけて持ち歩くことができます。
日によって、気分によってカバンを変えたいという方はキーホルダーにすることで、どこにでも持っていけるのではないでしょうか?
作ったキーホルダーを鍵につけたりスマホにつけたりもできますね。
キーホルダーにすると常に一緒にいられる
ペットの形見をキーホルダーで残すことで、ペットと常に一緒にいられるというメリットがあります。キーホルダーは、鍵やカバンやポーチなどにつけることができるもの。
シンプルなものにすれば、学校や会社に行く際のカバンにつけることができるでしょう。いつも、どこかにお出かけするときに一緒に連れていくことができないということがあったと思いますが、それがなくなるんです。
ペットへの愛情や絆を表現できるので、キーホルダーにして残しておくと良いでしょう。
私はペットの遺骨をアクセサリーにもしました。アクセサリーに抵抗がある方はキーホルダーなら作りやすいと思います。
どんなものをペットの形見として残しておく?
ペットの形見として残しておくことができるものは、さまざまなものがありますが、ここでは、代表的なものをご紹介します。
- 遺骨
- 毛や羽根
- 足跡
- 愛用品
それぞれのものについて、どのようにキーホルダーにすることができるかについても説明します。
ペットの遺骨
ペットの遺骨をキーホルダーやネックレスにして残しておくという方法もあります。遺骨の場合、粉状に砕いてキーホルダーやネックレスの一部にするものやカプセル状のものへ遺骨を入れておくというような方法が考えられます。
どちらの方法にしても、火葬後に遺骨が手元に残っていなければなりません。そのため、火葬の際には「個別葬」をするようにしましょう。「合同葬」ではだめです。
火葬について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
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ペットの毛や羽根
ペットの毛や羽根は、ペットの一部であり、ペットの毛色や質感を表すものです。ペットの毛や羽根は、ペットが生きているときに抜けたものや、ペットが亡くなったときに刈ったものをとっておくことができます。
ペットの毛や羽根は落ちていたりするので集めるのも簡単。しかもきれい。アクセサリーにするのにぴったりですよ。
ペットの毛や羽根をきれいに保存するためにも、レジンで加工するのがおすすめです。レジンは透明なのでペットの大切な形見である毛や羽根をきれいな姿のまま見続けることができます。
もちろん、百均のものを使ってレジンのキーホルダーを作ってもいいでしょう。でも、それよりおすすめの方法があります。
それは専門の業者にお願いすることです。どうしても自分で作る場合と比較して費用は掛かってしまいますが、きれいで、黄ばんでいくこともあまりありません。
ペットの形見はめったに作るものではありません。せっかくなら多少費用がかかってもプロにお願いするのがおすすめです。
私は、大切なペットのためなら少しくらい費用が掛かってもいいものを作ってあげたい。そんな思いで、happyresinさんにレジン加工をお願いしました。丁寧に対応してくれましたし、すごくきれいなものになってとても満足しています。
ペットへの愛情表現の一つとしてとらえると全然安いと思えたので、あなたも、プロにお願いすることを考えてみてはいかがでしょうか?
ペットの足跡
ペットの足跡(肉球)を形見として取っておくことも可能です。足跡(肉球)を形見として保存したいという場合はペットが亡くなる前に準備するのが良いですが、亡くなった後でもできないことはありません。
ペットの足跡(肉球)をとるためには、インクで足跡をとるという方法と、紙粘土を使って立体的にしたものを残すという2通りの方法があります。
どちらのやり方もそこまで難しくありませんが、ペットが亡くなってしまった後に行うと非常に簡単です。しかし、できるならペットが生きている間にしたいものでもあります。
想像してみてください。大人しくしてくれなくてなかなかうまく足跡が取れない状況を…。大変だと思いますが、それも楽しい思い出になりませんか?
詳しい足跡(肉球)の取り方や準備するものはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
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ペットの愛用品
ペットの愛用品を形見として残しておくという選択肢もあります。具体的には、首輪やリード、フードボウル、ベッドなどです。
既にペットを火葬してしまって毛や羽根が取れない、遺骨も手元にないといった場合はこちらのを残しておくのもおすすめです。
ただし、これらは他のものよりも少しサイズが大きいので保管する場所を作らなければなりません。いくつか残しておきたいと思う場合は猶更です。
でも、加工する場合は違います。首輪ならストラップやキーホルダーにして残しやすいので、保管する場所に困るという人は加工すると良いでしょう。
ペットの形見を持ち歩くのは良くない?
「ペットの遺骨や遺毛といった形見を持ち歩くのはあまりよくなさそう…」
そう思う方も多いのではないでしょうか?
確かに、その気持ちもわからないことはありません。私も最初、ペットの遺骨をアクセサリーにすることに抵抗がありましたし、友人にもあまりいい顔はされませんでした…。でも、結論としては問題ありません。
あなたも、ペットの遺骨を持ち歩けるようにすることに関して、周りの人に「なんかあまりよくなさそう…」といわれる可能性があります。でも、大事なのはあなたの気持ちです。
私も同じような経験をしましたけど、作ってみてとても気に入っているので、本当に自分の気持ちが大事だと思いますよ。
ペットの形見をキーホルダーにして身に着けよう
ペットの形見をキーホルダーにして常に身に着けられるようにすることで、ペットの魂が飼い主であるあなたに寄り添っていると考えることもできます。
私は何か不安なことがあったり嫌なことがあったりしたときに形見があることで励まされています。
おすすめは、小さめでシンプルなものにすることです。そうすることで、どこに行くでも持ち歩きやすいので、常にペットと一緒にいられるでしょう。
形見としていろんなものを残すことができるので、自分に何がぴったりなのかをしっかりと考えてみてくださいね。