ペットと一緒に公園で走り回ったそよ風の吹く日。お仕事が終わってお家に帰ってきたときに出迎えてくれた日。これまでたくさんの思い出を作ってきました。
しかし、そんな生活もいつか終わります。生き物には命があって、その命の灯はいつか消えてしまいます。その前に大切なペットとの思い出を形に残しておきたいと思うでしょう。
私もそう思いました。そこで、いろいろ調べ、形見として肉球を残すことができるというのを見つけたんです。私は実際に肉球を形に残してみて、とても満足しています。
この記事にたどり着いた方も肉球を形見として残したいと思っている方のはずです。私は肉球を形見として残す際に、こんな疑問をいただきました。
「どうやって肉球を残したらいいのかわからない…」
「どんなことに注意したらいいんだろう。」
おそらく、あなたもそうなのではないでしょうか?私は、私と同じようなお悩みを解決できるよう、この記事を書きました。少しでも参考になれば幸いです。
- かわいい肉球を形にしておく3つの方法と準備物
- ペットの肉球を形見にする際の注意点
- ペットの肉球以外で形見や思い出を残す方法
かわいい肉球を形にしておく3つの方法と準備物
肉球って触っていて気持ちがいいですよね。「なぜかずっと触っていたくなる…」「この肉球を形にして残したい!」そう思う方もいるのではないでしょうか?
そんな方のために、ペットの肉球を形にしておく簡単な3つの方法をご紹介します。形見として残したい。飾って残したい。そんな方は必見です!
私も大切なペットの肉球を形に残しておきたい!そう思っていました。そこで、実際にやってみました。個人的には肉球を紙粘土を使って立体的に残すのがお気に入りです。
紙に残す
ペットの肉球を紙に残す方法は、最も簡単で手軽な方法です。ここでは、紙に大切なペットの肉球を残すために必要なものと、やり方について解説していきますね。
ペットの肉球を紙で残す際の準備物
ペットの肉球を紙に残す方法には、このようなものを用意しましょう。
- 紙(白い紙や色紙など)
- 印鑑用のインクパッド(黒や赤などの色がはっきりするもの)
- ティッシュやウェットティッシュ(インクを拭き取るため)
- ペン(ペットの名前や日付などを書くため)
ペットの肉球を紙に残す際の5つの手順
ペットの肉球を紙に残す際の手順はこのようになります。
- 紙を平らな場所に置く。
- ペットの肉球にインクをつける。インクは薄く均一に。
- ペットの肉球を紙に押し付ける。力を入れすぎないように注意。
- ペットの肉球についたインクを拭き取る。
- 紙にペットの名前や日付などをペンで書く。
手順が意外とあるなと感じる方もいるかもしれませんが、一つ一つは本当に簡単です。紙は平らなところに置くようにしましょう。もしガタガタしてしまっていると、うまく肉球の型を取れないかもしれません。
また、肉球にインクをつけすぎてしまうと、型がつぶれてしまってきれいな形にならない可能性があります。肉球を紙に押し付ける際も、ペットの負担にならない程度に優しく行うようにしてくださいね。
紙に残したペットの肉球は、額に入れたり、アルバムに貼ったり、壁に飾ったりするのがおすすめです。
ペットの肉球のインクはしっかりとふき取るようにしてくださいね。私は忘れてしまって、家の中が大変なことになりました(笑)
紙粘土で型をとる
ペットの肉球を紙粘土で型をとる方法は、少し手間がかかりますが、立体的にペットの肉球を残すことができる方法です。
紙粘土で立体的に肉球の型を取る場合は。凸型に型を取る方法と、凹型に型を取る方法があります。どちらか好きな方を選ぶと良いでしょう。
凸型の方が少し手順が増えますが、私は凸型でとても満足しているのでお勧めですよ。
紙粘土で型を取るときの準備物
紙粘土で型を取るときにはこのようなものを用意しましょう。
- 粘土板等、下に敷くもの
- 紙粘土(白やピンクなどの色がはっきりするもの)
- 粘土を均一に平らに伸ばせるもの。
- ティッシュやウェットティッシュ(紙粘土を拭き取るため)
- ペン(ペットの名前や日付などを書くため)
粘土板を持っていない方も多いと思いますが、ここは下に汚れないために何か敷くことができれば特に問題ありません。ただ、紙などの場合は紙粘土が少しくっついたりして動きやすいので、テープや重しなどを使って動かないようにするといいですよ。
紙粘土で型を取るときの手順
紙粘土で型を取るときには凸型と凹型があるというお話はしましたよね。途中までは凹型と凸型のやり方は同じなので、まずは凹型から説明していきますね。
紙粘土で凹型にする場合の手順
- 紙粘土を適量取り出し、手でこねて柔らかくする。
- 紙粘土を平らに伸ばす。(厚みは5mmほど残す。)
- ペットの肉球を紙粘土に押し付ける。力を入れすぎないように注意。
- ペットの肉球についた紙粘土をきれいに拭く。
- 紙粘土を乾燥させる。
- 紙粘土にペットの名前や日付などをペンで書く。
まず最初に、紙粘土を適量取り出し、柔らかくします。適量というのは、自分が型を作りたいサイズになりますが、ペットの肉球の大きさによって変わります。
大きめにしたいと思っても、ペットの肉球のサイズは大きくなりませんし、逆も然りです。
丸い形や四角にしたいなどは自由ですが、その後、平らに伸ばしてします。この時、厚みを5㎜ほどは残しておきましょう。そしていよいよ、ペットの肉球を取ります。
ただし、しっかりと型を取ろうとして力を入れすぎてはいけません。ペットの負担にならないようにしてあげてください。
紙粘土が乾いたら名前を書いたり装飾したりして完成です。
紙粘土で凸型にする場合の手順
- 紙粘土を適量取り出し、手でこねて柔らかくする。
- 紙粘土を平らに伸ばす。(厚みは5mmほど残す。)
- ペットの肉球を紙粘土に押し付ける。力を入れすぎないように注意。
- ペットの肉球についた紙粘土をきれいに拭く。
- 紙粘土を乾燥させる。
- 新しく粘土をちぎって①②の工程を行う。
- ⑤で作った凹型のところに⑥で作った粘土を押し込んで型を取る。
- ⑥で作った凸型の紙粘土を乾燥させる。
- ペットの名前や日付などをペンで書く。
⑤までは凹型と凸型で共通になります。
⑦で凹型の粘土に新しく作った紙粘土を押し付けて、凸型を作るのですが、その際にも、しっかりと平らにしてあげることが大切です。
凸型ということは、出っ張っているところの反対側を下において飾ったり、何かに張り付けたりするということです。そこが平らになっていないと、置いたときにぐらぐらするので気をつけましょう。
凸型を作ろうとすると、必然的に凹型もできるので、二つの型を楽しむことができますよ。
プロに依頼してオリジナルグッズを作る
ペットの肉球をプロに依頼してオリジナルグッズを作る方法は、今紹介した中で一番費用がかかりますが、自分でできない形でペットの肉球を残すことができる方法です。
紙や紙粘土を使用して形に残すのも、自分たちで肉球の形をとったという達成感とうれしさがあると思いますが、プロに頼むと、アクリルスタンドに大切なペットの肉球を彫ったものを飾ることができます。
手作りにもプロに依頼するのもそれぞれ別の良さがあるので、しっかりとどんなものにしたいかを考えて決めるようにしましょうね。
また、ネットで受注してくれるところもあり、お家から簡単に発注することができるので手軽ですよ。
ペットの肉球を形見にする際の注意点
ペットの肉球を形にしておくことは、ペットとの思い出を残すことができる素敵な方法ですが、その際にはいくつかの注意点があります。
- ペットの負担にならないようにする
- ペットが誤って飲んだり食べたりしないようにする
- 形見・手形を作った後は肉球をきれいにしてあげる
ペットの負担にならないようにする
「ペットの肉球を形に残したい!」
「形見として取っておきたい」
そう思う人もいるでしょう。大切なペットの肉球を残しておけるのは飼い主であるあなたによってはとてもうれしいことですよね。でも、ペットの気持ちも考えなければなりません。
ペットの肉球は、ペットの感覚器官の一つで、触られることを嫌がることが多いです。また、肉球の形をとるために紙や粘土に押し付けると思いますが、強く押し付けすぎないようにしてください。
そのため、ペットの肉球を形にしておくときには、ペットの負担にならないようにすることが大切です。
ペットが誤って飲んだり食べたりしないようにする
ペットの肉球を形にしておくときに使うものは、ペットにとっては見慣れないものです。ペットは、見慣れないものに対して、好奇心や警戒心を持つことがあるので、間違えて飲んだりしないようしっかり見ておくようにしてください。
肉球をとるために使用した道具は、ペットの手の届かない場所に置いたり、ペットの目の届かない場所に隠したりしてください。
もし誤って飲んだり食べたりしてしまった場合はすぐに獣医に連絡するようにしましょう。
形見・手形を作った後は肉球をきれいにしてあげる
ペットの肉球にインクや紙粘土などをつけることは、ペットの肌に刺激を与えたり、アレルギーを引き起こしたりすることがあります。そのため、ペットの肉球を形にしておいた後は、ペットの肉球をきれいにしてあげることが大切です。
ペットの肉球以外で形見や思い出を残す方法
ペットの肉球を形にしておくことは、ペットとの思い出を残すことができる方法の一つです。しかし、肉球以外にも形見として残すことができるものがあります。
- ペット愛用のおもちゃやえさのトレイ・首輪
- ペットの毛や遺骨を使ったアクセサリー
ペット愛用のおもちゃやえさのトレイ・首輪
ペットとの思い出を残すことができる方法の一つは、ペット愛用のおもちゃやえさのトレイ・首輪をとっておくことです。
ペット愛用のおもちゃやえさのトレイ・首輪をとっておくことで、ペットの好きなことや習慣や特徴を思い出したり、「こんなこともあったなあ」と思い出に浸ることもできるでしょう。
ペット愛用のおもちゃやえさのトレイ・首輪をとっておくときには、ペットの匂いや毛がついているものを、洗って保存するのもいいですが、そのままにしたり、密閉したりするのもおすすめですよ。
ペットの毛や遺骨を使ったアクセサリー
ペットとの思い出を残すことができる方法の一つは、ペットの毛や遺骨を使ったアクセサリーを作ることです。ペットの遺骨や毛を使ったネックレスやキーホルダーにするのが特におすすめです。
私は、実際にhappyresinさんでアクセサリーに加工しましたが、いつも持ち歩くことができてとても満足しています。
ペットと別れる前に思い出を残そう
ペットとの楽しい思い出。いつも一緒にいられたらどれだけ幸せか。しかし、生き物には命があるもの。いつか亡くなってしまいます。
私も先日、飼っていた大切なペットのフェレットが亡くなってしまいました。悲しいですが、あなたの飼っているペットもいつか亡くなってしまいます。肉球を形に残したものや形見をアクセサリーに加工したものなどをしっかりと残しておくとペットが亡くなった後も、前に進んでいきやすいのではないでしょうか?
大切なペットとの思い出を残してあげませんか?